女性の社会進出が進む一方で、働くママの中には、育児・家事を一身に背負い、負担を感じている人も。小林製薬株式会社が、30代の子どもを持つ有職女性を対象に「働くママの生活と健康」について調査を実施したところ、ポジティブに仕事に取り組む姿と同時に、体調面に不安を抱える実態が見えてきた。
  

■お金、やりがい…働く理由は?

働く理由を複数回答可で聞いたところ、最も多かったのは「経済的な理由」(77.0%)、次いで「働くことで自分の気持ちのバランスが取れる」(59.0%)、「家庭の外でも必要とされたい」(43.0%)となった。また、現在の仕事に対してやりがいを感じているか質問したところ、「あてはまる」と「ややあてはまる」を合わせ65%の人がやりがいを感じており、経済的な理由は大きいものの、仕方なく働いているわけではないようだ。
  

■ママになって生産性アップ!

仕事を効率的にこなせるようになった? 
子育て中は、出産前と比べ働く時間が限られる場合が多いだろう。そこで、仕事を効率よくこなす工夫をしているか聞いたところ、約9割が「している」と回答。また約8割が出産前よりも仕事を効率的にこなせるようになったと感じており、子育てと両立させるための努力によって、仕事の生産性が上がっている女性が多いことがうかがえる。
 

■約6割が「疲れきっている」

仕事とママの両立 疲れ切っている? 
体調面について、当てはまるものを聞いた。「子どもがいるから多少の疲れや体の不調も気にしなくなった」については、「あてはまる」(15.0%)、「ややあてはまる」(48.0%)を合わせると6割以上に。さらに、「仕事とママの両立で疲れ切っている」も約6割に上った。具体的な不調を聞くと、「疲れやすくなった」(54.0%)を筆頭に、「毛が抜ける、抜けやすい」(46.0%)、「睡眠不足、不足気味」(34.0%)が続き、「イライラするなど情緒不安定」も3割を超え、肩や腰、下腹部などの痛みを訴える人も2割以上いた。そういった心身のトラブルに対して、普段行なっている対処方法を尋ねると、最も多かったのは「特に何もしていない」(37.1%)だった。
 
今回の調査結果から、働くママたちの奮闘ぶりが明らかになったが、心身の不調をそのままにしている人が多いのは心配だ。こういった問題は、職場や夫など周囲の理解抜きには改善は見込めない。ママは、辛さを感じたら一人で抱え込まないよう、家族やサポートサービスなどに相談を。また、近くに働くママがいる人は、サポートするなど配慮を忘れないでほしい。
 
 
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【調査概要】
調査方法:インターネット調査
対象:30代の子どもを持つ有職女性100人
期間:2016年12月7日~12月9日
 
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    この記事をまとめると…

  • 働く理由を聞いたところ、最多は経済的な理由。しかし、やりがいを感じている人が多数
  • 出産後、約8割が出産前よりも仕事を効率的にこなせるようになったと感じていた
  • 仕事とママの両立で疲れ切っているママが約6割いた
この記事を書いたライター
難波(WB編集部)
カープファン歴40年。脚本家との二足のワラジスト。
         

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