【第67回『哭声/コクソン』】

哭声/コクソン
 
今週は、國村隼が出演している韓国映画『哭声/コクソン』を紹介します!


 

<あらすじ>

 
警察官であるジョングが妻と娘と暮らす平和な村に、得体の知れないよそ者の男がやってきた。その男が住み着いて以来、男がなぜ、何の目的で村に来たのか…住人たちは彼のうわさをささやいていた。
 
哭声/コクソン
 
やがて、村で突然、村人が自分の家族を手にかける事件が発生する。犯人には、濁った目と湿疹でただれた肌という共通点があった。そして、ジョングの娘にも殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付き、ジョングは行動に出るのだが…。
 
哭声/コクソン
 


芸人でも音楽家でも画家でも、評価を得ているクリエイターの共通点は「自分の型」を持っている事だと思いますが、本作の監督であるナ・ホンジンは、過去作『チェイサー』『哀しき獣』そして最新作『哭声/コクソン』と、どこを切り取ってもナ・ホンジンらしさが滲み出ている自分の型を持った映画監督の1人です。
 
哭声/コクソン
 
物語の舞台となる韓国の田舎の村近くの山で、密かに生活している男を國村隼が圧倒的な存在感を醸し出しつつ演じていますが、彼は韓国で最も権威ある映画賞「青龍映画賞」で男優助演賞を外国人で初めて受賞しました。
 
韓国映画で数多く描かれてきたキリスト教とシャーマニズムを根底に、様々な文化や歴史、そして村というコミュニティに対する他所者(異邦人)など、様々な要素が複合的に交差するこの作品は、全く底の見えない沼の様で、近寄るのも憚れる恐ろしさと、正体を暴きたくなる好奇心が同時に観客に襲いかかります。
 
他の映画と比べる事が出来ない唯一無二な韓国映画『哭声/コクソン』を、是非劇場で体験してみて下さい。
 
哭声/コクソン
 
◇ ◇ ◇
 
『哭声/コクソン』
2017年3月11日、シネマート新宿他にて公開
配給:クロックワークス
URL:http://kokuson.com/
Twitter:@ kokuson_movie
Facebook:https://www.facebook.com/kokuson0311
 
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
 
<お知らせ>
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    この記事をまとめると…

  • 映画パーソナリティのコトブキツカサが、毎週オススメの作品を紹介
  • 今週は3月11日に公開される『哭声/コクソン』
  • 韓国で最も権威ある映画賞「青龍映画賞」で、國村隼が外国人で初めて男優助演賞を受賞した
この記事を書いたライター
コトブキツカサ
映画パーソナリティ。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍中。映画の年間鑑賞数は500本!Twitter「@kotobukitsukasa」で検索!
         

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