混雑した場所でのベビーカー利用については、さまざまな意見が飛び交い、ときにネットで“炎上”することも。ベビーシッターサービスを提供する株式会社キッズラインが、子育て中の女性を対象に「ベビーカーの利用実態」について調査したところ、ママたちの切実な思いが浮かび上がった。
 

■舌打ちに蹴りも…辛い経験

ベビーカー利用時に嫌な思いをしたことがあるかについて、半数を超える56.8%が「ある」と回答。嫌な思いをした具体的な場所を複数回答で聞くと、最も多かったのは「電車内」(59.3%)、次いで「駅構内」(50.8%)、「エレベーター」(46.4%)となり、そのほか「イベントなど混雑した場所」(26.8%)、「商業施設」(19.6%)など、公共交通機関をはじめとしたさまざまな場所で経験しているようだ。
 
具体的にどんな嫌な思いをしたのか聞くと、「エレベーターでベビーカーを乗せてもらえず邪魔者扱いされた」、公共交通機関内で「舌打ちされた」がそれぞれ約2割いたほか、中には「ベビーカーを蹴られた」「バスの運転手さんに迷惑そうな言動をされることがよくある」といった悲しい経験談もあがった。
 

■事情を理解して! ママの叫び

ベビーカー論争どう思う? 
たびたび話題に上がるベビーカー論争では、利用者に対して「そもそも混雑時には子連れで外出すべきではない」という厳しい意見を投げかける人も…。こういった論争についてどう思うか聞いたところ、「事情を理解し、優しく接してほしい」(61.6%)が最多で、鎮静化を願うママたちの願いが浮き彫りに。通院や仕事などで仕方なく子どもを連れて外出する場合や、その際に体の不調などから抱っこに切り替えられないケースもあり、そういった実情を理解して欲しいという切実な声が寄せられた。一方、混雑する場所でのベビーカー利用に反対する人に対し「共感する」という人も4.2%おり、一部の傲慢な態度を取るママに対して反発の声もあるようだ。
 
混雑時のベビーカー利用にはさまざまな受け止め方があるだろうが、ママたちも好んで大きなベビーカーで移動したいわけではないはず。気遣いの心を持って、温かい目で見守りたいものだ。
 
 
◇ ◇ ◇
 
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
対象:子育て中の女性340人
期間:2017年1月14日~1月16日
 
<お知らせ>
◆「WB(ダブルビー)」サービス終了について

 

    この記事をまとめると…

  • 株式会社キッズラインが、子育て中の女性を対象に「ベビーカーの利用実態」について調査を実施した
  • 半数以上のママがベビーカー利用時に、電車内や駅構内など様々な場所で嫌な思いをした経験あり
  • ベビーカー論争に対し、6割以上のママが「事情を理解し、優しく接してほしい」と回答
この記事を書いたライター
難波(WB編集部)
カープファン歴40年。脚本家との二足のワラジスト。
         

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