昨今、仕事と生活の調和をはかり、充実した生き方を実現する「ワークライフバランス」の重要性が指摘されているが、実現させるのはなかなか難しいという人も多いのではないだろうか? そこで、派遣の求人情報サイトを運営するエン・ジャパン株式会社が、同社サイトユーザーを対象に「ワークライフバランス」についてアンケート調査を行った。
 

■満足度が高いのは?

現在のワークライフバランスは? 
雇用形態別に、現在のワークライフバランスの状態について聞いたところ、「良い」と回答した人が最も多かったのは「派遣社員」(47%)、次いで「契約社員」(37%)、「アルバイト」(33%)となり、「正社員」(22%)は最下位という結果に。「派遣社員」は、調査開始以来8年連続でトップとなった。また、総務省が2015年に実施した調査によると、仕方なく非正規で働いている「不本意非正規」の割合は、非正規雇用労働者全体の16.9%。多くの人はプライベートとのバランスを取るためにあえて非正規を選択していることからも、正社員ではワークライフバランスが取りづらいという考えが広がっているようだ。
 

■派遣社員に見る理想のバランス

現在の勤務時間・勤務日数についてどう感じる? 
勤務時間・勤務日数についてどう感じているか聞いたところ、「ちょうど良い」と回答した人が最も多かったのは「派遣社員」(66%)となり、「長い」では「正社員」(56%)が、「短い」では「アルバイト」(32%)が最も多かった。また、実際の平均勤務時間・日数を聞くと、最も労働時間が長かったのは「正社員」で、3人に1人が「9時間以上」と答え、勤務日数が「週6日以上」という人も2割近くに。一方、「アルバイト」では、1日の平均勤務時間は「4~6時間未満」(37%)が最も多く、勤務日数も他の雇用形態に比べて少なかった。ちなみに、満足度が高い「派遣社員」を見てみると、平均勤務時間は1日「8~9時間未満」が44%で最多、平均勤務日数は「週5日」が61%でダントツだった。
 
労働基準法で、労働時間は原則1日8時間まで(休憩時間を除く)とされており、日々のワークライフバランスを見ると、現状では派遣社員が調和をとりやすい環境にあるようだ。ただ、非正規雇用には不安定さが常につきまとうのも事実。どういう雇用の状態にあるかを問わず、誰もが安心して働け、プライベートの時間も大切にできるように、より良い仕組み作りを社会全体で作っていくことが、今求められているのではないだろうか。
 
 
◇ ◇ ◇
 
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
対象:「エン派遣」ユーザー1678人
調査期間:2016年11月24日~12月27日
 
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    この記事をまとめると…

  • 派遣の求人情報サイトを運営するエン・ジャパン株式会社が「ワークライフバランス」についてアンケート調査を行った
  • 現在のワークライフバランスの状態について聞いたところ、派遣社員の満足度が最も高く、正社員が最も低い結果になった
  • 勤務時間・勤務日数について、ちょうど良いと回答した人が最も多かったのは派遣社員、正社員では半数以上が長いと回答した
この記事を書いたライター
難波(WB編集部)
カープファン歴40年。脚本家との二足のワラジスト。
         

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