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50歳の時点で結婚したことがない人の割合を示す「生涯未婚率」の上昇が社会問題となっている。データによると(※)、2010年の男性の生涯未婚率は20.1%で、1980年には2.6%だったものが、わずか30年の間に17.5ポイントも上昇している。中でも注目されているのは、結婚はしたいのに交際も婚活もしていない“こじらせ男子”の存在。彼らの実態を探るべく、婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが、38~42歳の未婚男性を対象に「アラフォー未婚男性(こじらせ男子)の結婚観」に関する調査を実施した。
 

■“こじらせ男子”の割合は?

 
結婚に対する意欲を聞くと、「結婚したい」は38.4%、「結婚したくない」は17.5%だった。さらに、交際状況について、「交際はしておらず、意識している相手もいない」が60.9%で最も多く、次いで「交際はしていないが、意識している相手がいる」(10.7%)となり、約7割が交際相手がいなかった。また、交際相手のいない人の中で「現在婚活中」は9.3%にとどまり、「婚活はしておらず、これからもする予定はない」(35.6%)、「婚活はしておらず、あまり考えたことがない」(35.3%)がほぼ同率で高い値を示した。
 
以上の回答を合わせて集計したところ、結婚への意欲はあるものの、交際も婚活もしていない“こじらせ男子”は、アラフォー未婚男性の21.0%を占めていることが明らかになった。
 

■結婚しない理由1位は?

 
“こじらせ男子”に、現在未婚である理由を複数回答で聞くと、最も多かったのは「理想的な相手に出会えていないから」で55.9%、次いで「経済的な事情があるから」(45.2%)、「仕事が忙しいから」(19.3%)だった。
結婚しない理由
また、どんな条件を満たせば結婚を考えるようになるかを複数回答で聞いた。1位は「心の底から好きになれる相手と出会えたら」(57.4%)、2位は「自分と価値観・金銭観がまったく同じで、ストレスなく同じ時間を過ごせる相手と出会えたら」(50.0%)、3位は「自分と結婚観・家庭観がまったく同じで、安心して結婚できそうな相手と出会えたら」(39.3%)となり、理想的な相手との出会いを必須条件と考えているようだ。
 

■理想にこだわるが自信なし…こじれた結婚観

 
結婚観についても調査したところ、「結婚に妥協はしたくない/理想の相手と結婚したい」という考え方に関して、「非常に当てはまる」(19.6%)と「やや当てはまる」(41.9%)を合わせ、「当てはまる」人が6割を超え、理想の相手にこだわる傾向がここでも強く表れた。また、「恋愛や結婚をしたいが自分に自信が持てない」は58.5%、「結婚はしたいが“いつか”できればいいと考えている」は53.0%、「恋愛または結婚していないことに焦りを感じることがある」は51.8%が「当てはまる」と回答した。
結婚は妥協したくない?
結婚は「いつか」できれば良い?
 
焦りを覚えつつも自分に自信がなく、行動を起こせずにいる“こじらせ男子”が多くいることが分かった。夏はイベントなどで出会いも多い季節。「いつかは結婚を」と考えているのなら、まずは出会いのための最初の一歩を踏み出してみては?
 
※国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2014)」
 
 
◇ ◇ ◇
 
【調査概要】
◆1次調査
調査方法:インターネット調査
対象:38~42歳の未婚男性1677人
期間:2016年6月21日~6月24日
 
◆2次調査
調査方法:インターネット調査
対象:1次調査で「結婚したい」「交際中の相手はいない」「婚活をしていない」と回答した38~42歳の未婚男性270人
期間:2016年6月24日~6月25日
 
<お知らせ>
◆「WB(ダブルビー)」サービス終了について

    この記事をまとめると…

  • “こじらせ男子”は、アラフォー未婚男性の21.0%を占める
  • 結婚しない理由1位は「理想の相手に出会えていない」
  • 理想にこだわり、自分に自信がなく、「いつか」と思う一方で焦っている人が多数
この記事を書いたライター
樋口(WB編集部)
京都府出身。報道の撮影畑を経て、紆余曲折の末「WB編集部」に行きつく。
         

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