【第21回『仮面ライダーBLACK』】

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■昭和と平成の狭間に登場した仮面ライダー

 
仮面ライダーから始まった昭和ライダーシリーズ。そして、ここでいろいろ書いてきました、クウガから始まる平成ライダーシリーズ。そのちょうど間の1987年に、放映開始されたのが仮面ライダーBLACKです。僕が初めて触れた仮面ライダーでもあります。
 
仮面ライダースーパー1以降の久々のテレビシリーズということで、原点回帰、仮面ライダー0号を目指して制作されました。仮面ライダー初期のような薄暗い作風、異形の姿を表現したブラックの関節部分の筋肉繊維むき出しの見た目、主人公・南光太郎が敵ゴルゴムに改造される際のチューブのようなもので吊るされるシーン、そこから脱出する際に専用マシン・バトルホッパーに裸でまたがるシーン、バトルホッパーは意思を持ったバイクという斬新な設定、ライダーキックやライダーパンチの時にテレビから放たれる強烈な光は4歳だった僕に強烈な衝撃を与え、その衝撃ゆえに三十路過ぎても変身ごっこをしてしまう大人になってしまったのだと思います。
 

  

 

■常識を覆す大胆な改革

 
ブラックでは、それまでの仮面ライダーの常識を覆す大胆な改革がされました。その改革は現在放映されている平成ライダーシリーズに多大な影響を与えていまして、現シリーズの基礎になった部分が多々あります。アクション面では、昭和ライダーシリーズのアクションを担当されていた大野剣友会がブラックからJAC(現JAE)に変わりました。力強いアクションから、スピーディーでスタイリッシュなアクションになり、仮面ライダーの幅が広がりました。ビジュアル面では、仮面ライダーに必須だったマフラーがブラックから取り払われ、グローブやブーツもなくなりスマートになりました。
 

■脳手術で親友が敵に! ライダー同士のバトルの原点

 
そして、ブラックを語る上で絶対に外せないのがシャドームーンです。主人公の親友・秋月信彦が、南光太郎と同時にゴルゴムにさらわれ、脳手術前に抜け出した南光太郎に対し、秋月信彦は脳手術を施され、本人の人格をほぼ失い、ブラックと世紀王の座をかけて闘うために改造され誕生しました。このシャドームーンは悪役なのですが、姿がまるで仮面ライダーでして、めちゃめちゃかっこいいのです。いまだに、このシャドームーンをベスト敵キャラにあげる人も少なくありません。このいわゆるライダー同士が戦うというエピソードがなければ、平成ライダーシリーズのあのシーン、このシーンはなかったかもしれません。当然、昭和の要素もまだ残っておりますので、その絶妙な狭間も楽しんでみてはいかがでしょうか?
 
カム ブラック アイルビー ブラック ブラック トゥザフューチャー!
 
ちなみに南光太郎役の倉田てつをさんは、東京は東陽町でステーキハウスをやられています。運が良ければ会えるかも。
 
篠宮暁
 
<イチオシ記事>
◆謎めくヒーロー同士バトルに心酔!(仮面ライダー龍騎)
◆トレンディドラマ風の強刺激ヒーロー(鳥人戦隊ジェットマン)
◆仮面ライダーと敵の奇妙な絆に翻弄(仮面ライダーオーズ)
◆現在と過去を往来するライダーに夢中(仮面ライダーキバ)
◆掟破りライダーが起こす衝撃の嵐(仮面ライダーディケイド)
 

 

    この記事をまとめると…

  • お笑いコンビ・オジンオズボーンの篠宮暁が愛して止まない“特撮作品”を紹介
  • 今週は、篠宮暁が初めて触れた仮面ライダー『仮面ライダーBLACK』
  • 薄暗い作風、異形の姿など衝撃の連続!
この記事を書いたライター
篠宮暁(しのみや・あきら)
お笑いコンビ・オジンオズボーンのボケ担当。物心ついた時から特撮にハマる。Twitter「@shinomiyaakira」で検索! 東映特撮YouTube Official東映特撮ファンクラブにて10月2日(日)朝8時30分配信スタートの『仮面ライダー情報番組 ポッピーピポパポの部屋』に出演。
         

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